ミャンマー人はノートを斜めにして書く理由は?
こんにちは、ミャンマー在住のノリです。ミャンマーの子どもたちに日本語を教えたり、ミャンマーの学校に行く機会が多くあるのですが、子どもたちの勉強している様子を見てみると、よくノートを斜め、もしくは横向けにしているのを見ます。日本人でもノートを斜めにして書いている人はたまにいますが、斜めというレベルではなく、もう90度横にしているというレベルです。
ミャンマー人の多くはノートを横向きにして書いている
この時に教室に来た子どもたちは全てノートを横向けにしていました。一人だけ中年の方が教室に来て勉強していましたが、その方は中華系でノートを縦にして日本人と同じように使っていました。
ミャンマー人が横向きで書く理由は?
ミャンマー人の知人にも聞くと、一人は大人になって縦書きに直したと言っていましたが、子どもの時は横書きだったそうです。また、その他のミャンマー人は僕が聞く限りでは全て横書きでした。ミャンマー人がノートを横書きで使う理由を聞くと、多くのミャンマー人は学校の先生や、両親に小さい頃にノートの書き方を横書きで教わるとのことでした。
ではなぜ、横向きで書くように教わるのか?ミャンマー人に聞くと理由は大きく2つあるのではと言います。
一つは、ミャンマーの公用語であるミャンマー語(ビルマ語)が円を描くような文字であり、横向きにして書く方が円が書きやすいという理由で先生や両親は子どもたちにノートを横向きにして書くよう指導するということでした。
二つ目の理由としては、多くの生徒が机を使えるようにするために横向きで書くよう指導しているとのことです。ミャンマーの多くの学校では、予算不足や生徒数の多さによって机が十分に確保できていないということがあります。そのため、ノートを通常通り縦向きに置くと、スペースを多くとってしまうため、横書きでノートを使うようにすることで生徒一人が使う机の面積を減らすことを狙って指導しているようです。
日本だったら横書きや斜め書きは良くないと直される対象ですが、文化やライフスタイルが異なると考え方も大きく変わってきてしまうんだなぁと興味深く感じました。
上記の写真は自習中の様子を撮った写真ですが、目の前の生徒を見ると分かるように、ノートは横にしておいてあります。横書きでノートを使うので横向きに置いているという感じです。
最後に
横書きでノートを使っているなら、ノートなどを見返すときも同様に縦書きの状態で見ているのかなと疑問に思ったので、最後に実際に聞いてみたところ、ノートや教科書を読むときは通常通り縦で見るということです。ノートを見返すとき大変だと日本人的には思ってしまうのですが、それが習慣ということで特に気にしている様子はありませんでした。
ちょっとした文化的差異ですが、日本にいるだけでは感じないことを感じることができるのも、異国で働くことの良さだと改めて実感しました。
レストランで使うミャンマー語表現を覚えよう!
こんにちは、テイリ!今日の夜は時間ある?どこかにご飯食べに行こう!
こんにちは、ノリ!いいね!最近新しく出来たミャンマー料理レストランに行きたいんだけど、一緒に行かない?
いいよ!あ、ちょっとレストランに行く前にせっかくだからレストランで使えるミャンマー語を教えてくれない?
うん、いいよー。じゃあ今からレストランで使える簡単な表現を勉強していこう!
レストランで使えるミャンマー語は?
レストランで使える表現はたくさんあると思いますが、今回は必要最低限よく使いそうな表現9個を紹介していきたいと思います!
すみません。
英語では「Excuse me」となる「すみません」ですが、ミャンマー語にももちろんExcuse meに相当する言葉はあります。しかし、店員さんなどを呼ぶ際には、ミャンマーでは一般的に人称代名詞を使います。話し手の性別と、相手との年齢差や性別によって使われる言葉が異なってくるので、注意が必要です。
メニューはありますか?
次に、メニューを持ってきてもらいたい時に使う表現はこちらになります。「ミーヌー」は「メニュー」で「シィダラー」は「~ありますか?」を表します。なので、「シィダラー」の前に欲しいものの名詞をつければ、色々と応用できます!例えば「お箸」が欲しい時には、「お箸」はミャンマー語で「トゥー」なので、「トゥー シィダラー」(お箸ありますか?)と言えば、持ってきてくれます。
オススメの料理は何ですか?
上の表現は直訳すると、「何の料理が良いですか?」という表現になります。ミャンマー人曰く、「オススメの料理は何ですか?」という表現を直接訳すより、上記の表現の方がよく使われるとのため、オススメを聞きたいときはこの表現を使いましょう!
少し待ってください。
お店によっては、メニューを見ながら考えているときも、ずっと近くについてくれることがあります。店員さんが近くにいると急かされているような気がして落ち着かないこともあると思うので、そういったときは、この表現を使うといいと思います!
これは何ですか?
これもよく使える表現です!「ダー」というのは「これ」を意味するミャンマー語です。「バー」が「何」を意味しているので、前述したように「レー」を疑問詞が入った文章の文末につけます。
~をください。
これもよく使う表現です。前述したように「バー」が「~してください」という意味になります。この表現の前に名詞を置くと、「~をください」という表現になります。ミャンマー語でほしいものが分からない場合には、指を指して「ダーペーバー(これください)」と言えば、大丈夫です!
おごります。
この表現は店員さんに対して使う表現ではないですが、もし一緒に来たミャンマー人の分も代わりに出してあげようと思ったら、この表現を使ってみましょう。ちなみに、語尾の、「メー」はミャンマー語では未来形を表します。
美味しいです。
料理を食べて美味しかった時に使える表現です。ミャンマー人が紹介してくれたお店で料理を食べた時には「美味しいです」と伝えてあげるといいです!
お会計をお願いします。
ミャンマーのレストランの多くは通常、テーブルに領収書を持ってきてくれるので、「シンメー」という機会が多いです。短い言葉でとても覚えやすいですが、ミャンマーに来たら必ずと言っていいほど使う表現になると思うので、ぜひ覚えて見てください!
いくらですか?
お会計の際には基本的にはアラビア数字で書いてくれていると思いますが、ミャンマー数字で書いてあったりして読めないことがあるかもしれません。そのようなときは、子の表現を使って聞いてみるといいと思います!
ありがとうございます。
会計等を済ませた後に使える「ありがとうございます」を紹介します。話し方のポイントとしては、「チェーズー」と「ティンバーデー」で区切る感じです。
乾杯
最後に、ミャンマー文字としては表せないとのことですが、スラングのようなもので、ミャンマー人は「乾杯」を「チャッグワー」と表現したりします。ビールなどを飲む際には「チャッグワー」と言ってグラスを上げるとミャンマー人との飲みニケーションもはかどります!
最後に
いかがでしたでしょうか?もっと色々な表現あると思います。以下にレストラン以外でも場面別の表現が結構あり、結構使えるのでいかに載せておきます!
旅行やビジネスなどでミャンマーに行くときにあると便利なミャンマー語翻訳アプリは?渡航前にVoiceTraをダウンロードして準備を整えよう!
こんにちは、ミャンマー在住のノリです。このページを開いて下さったということは、ミャンマーに行く用事があってミャンマー語を使う可能性があるということだと思います。おそらくこのページを見てくださっている方は事前にミャンマー語の参考書などの購入を検討したりしていると思います。
ただ、一般的にミャンマー語はマイナー言語なので、日本語の書籍は充実していません。さらに、翻訳アプリを探そうと「ミャンマー語」や「ミャンマー語 翻訳」と検索しても数件しかヒットせず、しかも自分の求めていたものが見つからないということがよくあります。実際、僕も渡航前にないか探してみましたがうまく見つからず、無防備でミャンマーに来たような感じはあります。
しかしミャンマーで生活を始めたときに、知り合いから「VoiceTra」というアプリを教えてもらい、これがかなり役立ちました。なので今回は、「VoiceTra」のダウンロードから使い方まで紹介していきたいと思います。
VoiceTraとは?
VoiceTra(ボイストラ)とは、日本の情報通信研究機構(NICT)が開発したアプリで、音声で話した内容を、翻訳してほしい言語に瞬時に翻訳してくれるアプリになります。「日本語→ミャンマー語」のように一方方向だけでなく、「ミャンマー語→日本語」のように双方向で翻訳を行ってくれるアプリなので、ミャンマー人との会話に活用できます。
すごいのは、以下の31言語に対応しているという点です。ミャンマー語だけじゃなくても色々な場所で活用できますね!
日本語、英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、タイ語、フランス語、インドネシア語、ベトナム語、スペイン語、ミャンマー語、アラビア語、イタリア語、ウルドゥ語、オランダ語、クメール語、シンハラ語、デンマーク語、ドイツ語、トルコ語、ネパール語、ハンガリー語、ヒンディ語、フィリピン語、ポーランド語、ポルトガル語、ポルトガル語(ブラジル)、マレー語、モンゴル語、ラーオ語、ロシア語
このうちの18言語は音声で入力でき、16言語は音声で出力されるという機能までついています。ありがたいことに、ミャンマー語も音声対応しているため、音声で入力、出力されます。Google翻訳などのアプリなどにもおそらくミャンマー語はあると思いますが、基本的に手書きなので書くのがいちいち面倒です。しかも、ミャンマー人からこちらに伝えてほしいことを日本語にする際も、通常はミャンマー語のキーボードを入れていないと思うので、他のアプリだと日本語からミャンマー語の一方的なコミュニケーションしか取れないという問題があります。そのため、音声でやり取りができるというのはかなりありがたいアプリだと思います。
しかも「VoiceTra」のすごいところは、完全無料のアプリだという点です!僕も実はミャンマーの渡航前にテレビCMなどで有名だった「ポケトーク」を購入して渡航しようかと思っていたのですが、「VoiceTra」で十分でした。
ミャンマー語翻訳ができるまでの流れを知ろう!
かなり使いやすいので、ここで紹介する必要はないかもしれませんが、一応一連の流れを紹介していきたいと思います!まずApple storeなどで「VoiceTra」と検索すると、下記左の写真のようにアプリ検索画面の一番上に出てきます。これをダウンロードし、開くと右写真のような画面が出てきます。
少しすると、自分の使う言語を選択する画面が出てきます。初期設定だと日本語になっているので、画面左下のOKをそのまま押してしまいましょう。その次に利用規約が出てくるので最後までスクロールして「同意する」を押します。すると、下記右写真のような表示が出てきます。マイクを使って音声認識するのでOKを押しましょう。
ここまでくると翻訳ができるようになりますが、初期設定では英語になっているので、ミャンマー語に変更したいと思います。下記左写真の画面右下の「ここをタップして言語変更」を押します。すると右写真のように対応している言語一覧が出てくるので下に少しスクロールしてみてください。すると、ミャンマー語が出てくるので、ミャンマー語を選択してOKを押してください。
そうすると翻訳の画面が「ミャンマー語」と「日本語」になるので、設定はこれで完了です!
実際に使ってみた
実際に使ってみたので、使ってみた例をお伝えしたいと思います!今回は試しに「ありがとうございます」としゃべってみました。すると、以下のように出ました。
出てきたミャンマー語は「チェーズーバー」となっており、これは日本語で「ありがとう」の意味です。しっかりと認識しており相手にも伝わりますね。上記の画像のように日本語が上下にありますが、これは翻訳したミャンマー語を日本語に再翻訳してくれています。そのため、本当に意味が通じるミャンマー語になっているのかというチェックができます。
次にミャンマー人にもミャンマー語で「ありがとうございます」の意味である「チェーズーティンバーデー」と喋ってもらいました。ミャンマー語がちゃんと「チェーズーティンバーデー」となっているので、しっかりと認識してくれています。また、日本語も「ありがとう」となっているので、うまく認識してくれているようです。
ちなみに、音声だけでなく書くこともできるので、うまく音声が認識できない場合には書いて対処することもできます。
使う前の注意点は?
最後に注意して頂きたいのは、より難しい表現などを使うと対応できない場合もあるということです。僕も実際に何度か使う中で、うまく翻訳されないといったことがありました。ただ、無料なのでそこは我慢する必要があります。と言っても十分精度は高いと思うので、旅行などなら問題ないと思います。
また、ネット環境がないと使えないので、wifiを日本で借りて持ってくるか、SIM解除してミャンマーのSIMを使えるようにするといいと思います!
買い物で使うミャンマー語表現を覚えよう!
こんにちは、テイリ!今日もちょっと聞きたいんだけど、時間ある?
大丈夫だよ、ノリ。どうしたの?
ありがとう。実は今後一人でスーパーに買い物に行くんだけど、買い物の時に使える表現を事前に教えてほしい…!
なるほど、いいよ!じゃあ一緒に勉強していこう!
買い物の際に使える表現は?
買い物の表現は、その時の状況によって聞きたいことがたくさんあると思うので、考えれば考えるほど出てくると思いますが、今回はよく使いそうな表現を、店員さんとの初めのコンタクトから最後まで一連の流れで整理してみました。
すみません
英語では「Excuse me」となる「すみません」ですが、ミャンマー語にももちろんExcuse meに相当する言葉はあります。しかし、店員さんなどを呼ぶ際には、ミャンマーでは一般的に人称代名詞を使います。話し手の性別と、相手との年齢差や性別によって使われる言葉が異なってくるので、注意が必要です。
こんにちは
次に紹介する表現は「こんにちは」です。ミャンマーでは朝夕問わず、この「ミンガラーバー」が使えるので、ちょっとした旅行で訪れる場合でも覚えておくと便利な言葉です!
~はどこに売っていますか?
次に、欲しいものを店内で探す時に使える表現を紹介します。ちょっと長いと思うので、意味ごとに色付けして分けています。初めの「ベーッマ」は「どこに/で」という意味で、「ッ」の部分を気持ち「フ」の音にする形で発音します。「ヤウンダ」の部分は「売る」という動詞「ヤウンデー」(現在形・過去形)が疑問詞を用いた疑問形となったため、「デー」が「ダ」に変化しています。
また、この後も度々登場しますが、「レー」というのは、疑問詞(5W1Hのような)を用いた疑問文の時に最後に「レー」とくっつけます。以下で疑問詞について紹介しているので、興味があればチェックしてみてください!
これは何ですか?
これもよく使える表現です!「ダー」というのは「これ」を意味するミャンマー語です。「バー」が「何」を意味しているので、前述したように「レー」を疑問詞が入った文章の文末につけます。
いくらですか?
これもよく使う表現だと思います!「いくら」(How much)と聞いているので、文末は「レッ」を使います。
高すぎます
ミャンマーでぼったくりにあった日本人の話をネットで見ることがありますが、僕は基本田舎に住んでいるので、そういったことがないためこの表現はお店などでは使いません。ただ、ヤンゴンなどではローカルなお店でぼったくられる可能性はあるので、値段が高そうであればこの表現を使うのもいいかもしれません!
少し待ってください
お店によっては、品物が盗まれないように店員さんがずっとついてきたりします。店員さんが近くにいると急かされているような気がして落ち着かないこともあるかもしれません。そういったときは、この表現を使うといいと思います!
「カナ」は「少し、ちょっと」という意味で、「サウン」は「待つ」という動詞「サウンデー」(現在形・過去形)の一部です。今回の場合「~してください」と相手に依頼しているため、「~してください」という意味を持つ「バー」が後ろについています。
~を下さい
これもよく使う表現です。前述したように「バー」が「~してください」という意味になります。この表現の前に名詞を置くと、「~をください」という表現になります。ミャンマー語でほしいものが分からない場合には、指を指して「ダーペーバー(これください)」と言えば、大丈夫です!
~を1000チャット分下さい
先ほどの「~ください」から少し発展した形になりますが、市場などだと果物などが計り売りになっていることが多いので、いくら分下さいという表現も使えたりします。「ポー」は「~チャット分」という意味なので、「ポー」の前に数字を言ってあげればいくら分欲しいのか伝わります。
ミャンマー数字は以下のページで紹介しているので参考にしてみてください!
ありがとうございます
最後に、会計等を済ませた後に使える「ありがとうございます」を紹介します。話し方のポイントとしては、「チェーズー」と「ティンバーデー」で区切る感じです。
最後に
いかがでしたでしょうか?もっと色々な表現あると思います。以下に買い物など場面別の表現が結構あり、結構使えるのでいかに載せておきます!
仏教用語の英訳を調べてみた
こんにちは、ミャンマー在住のノリです。ミャンマーは仏教が盛んな国なのですが、この度は仕事の関係で英語を使ってミャンマーの仏教関係者の方々(僧侶の方々)とお話しする機会がありました。その際に、事前に仏教用語の英語を調べる機会があったので、全部は網羅できないですが、仕事で使うためにある程度一覧化したので、紹介していきたいと思います!
[基本用語] |
||
1 |
Buddha/Awakened One |
|
2 |
仏教 |
Buddhism |
3 |
Buddhism Way(/Path) of Life |
|
4 |
さとり |
Enlightenment/Awakening/Realization |
5 |
寺院 |
Monastery |
6 |
寺院学校 |
Monastic School |
7 |
お寺 |
Temple |
8 |
Mahayana Buddhism ※Mahayanaはサンスクリット語で「偉大な乗り物」の意 |
|
9 |
(上座部仏教) |
Hinayana Buddhism (Theravada Buddhism) |
10 |
僧侶 |
Monk/Priest |
11 |
尼僧 |
Nun |
12 |
修行僧 |
Novice |
13 |
布施/寄付 |
Donation |
14 |
浄土 |
Pure Land |
15 |
戒名 |
Dharma Name |
16 |
葬儀 |
Funeral |
17 |
お墓 |
Grave |
18 |
墓地 |
Cemetery |
[宗派] |
||
1 |
宗派 |
School/Sect/Denomination |
2 |
KOYASAN SHINGON Buddhism |
|
3 |
Tendai Buddhism |
|
4 |
SOTO ZEN Buddhism/The Soto Zen School |
|
5 |
Rinzai Zen |
|
6 |
浄土宗 |
JODO SHU, Honen Buddhism |
7 |
JODO SHINSHU, Shin Buddhism |
|
[専門用語] |
||
1 |
四諦(四聖諦) |
Four Noble Truth |
2 |
苦諦(くたい) |
The Truth of Dukkha ※Dukkha(ドゥッカ)とはサンスクリット語で「苦」のこと |
3 |
集諦(じったい) |
The Truth of the Origin of Dukkha |
4 |
滅諦(めったい) |
The Truth of the Cessation of Dukkha |
5 |
道諦(どうたい) |
The Truth of the Path Leading to the Cessation of Dukkha |
6 |
八正道 (はっしょうどう) |
Eight Noble Paths |
7 |
正見(しょうけん) |
Right Views |
8 |
正思惟 (しょうしゆい) |
Right Thoughts |
9 |
正語(しょうご) |
Right Speech |
10 |
正業(しょうごう) |
Right Conduct/Action |
11 |
正命 (しょうみょう) |
Right Livelihood |
12 |
正精進(しょうしょうじん) |
Right Efforts |
13 |
正念(しょうねん) |
Right Mindfulness |
14 |
正定 (しょうじょう) |
Right Meditation/Concentration |
15 |
Three Poisons |
|
16 |
貪(とん) |
Desire/Greed |
17 |
瞋(じん) |
Hatred/Anger |
18 |
癡(ち) |
Ignorance/Stupidity |
19 |
苦 |
Suffering/Dukkha ※Dukkha(ドゥッカ)とはサンスクリット語で「苦」のこと |
20 |
少欲知足 |
To accept yourself as you are with gratitude |
21 |
四苦八苦 |
Four Sufferings and Eight Sufferings/ Suffering that things do not go as one wishes |
22 |
生 |
Birth |
23 |
老 |
Aging |
24 |
病 |
Sickness |
25 |
死 |
Death |
26 |
(あいべつりく) |
The Suffering of Departing from Persons or Situations One Loves |
27 |
怨憎会苦 (おんぞうえく) |
The Suffering of Meeting Up with Persons or Situations One Hates |
28 |
求不得苦 (ぐふとくく) |
The Suffering of Not Getting What We Want |
29 |
五蘊盛苦 (ごうんじょうく) |
The Suffering of Getting Attached to the Five Elements of Self |
30 |
色(しき) |
Matter |
31 |
受(じゅ) |
Sensation |
32 |
想(そう) |
Perception |
33 |
行(ぎょう) |
Mental Formation |
34 |
識(しき) |
Discernment |
35 |
瞑想(めいそう) |
Meditation |
36 |
Four Dharma Marks(Four Dharma Seals) |
|
37 |
Life is Impermanence(/Everything is Changing) |
|
38 |
Life is Interdependent |
|
39 |
All Things of This World are Sufferings |
|
40 |
Nirvana is Quiescence |
|
41 |
中道 |
Middle Way |
42 |
縁起 |
Dependent Co-Arising |
43 |
空(くう) |
Emptiness |
44 |
業(ごう)/カルマ |
Action |
45 |
慈悲 |
Compassion |
46 |
煩悩 |
Blind Passion |
47 |
帰依 |
Taking Refuge in |
僕自身仏教については、まだまだ勉強の身ですが、随時更新していきたいと思います。以下に参考にしたサイト等記載してあります。
[参考]
ミャンマー語の疑問詞は?色々な問いかけを出来るようになろう!-第11回初級ミャンマー語
こんにちは、テイリ!ちょっと聞きたいことがあるんだけど、今大丈夫?
大丈夫だよ、ノリ。今日はどうしたの?
ありがとう。実は、ミャンマー人と話すときに「なんで?」って聞きたかったんだけど、まだミャンマー語の「なぜ」ってどういうのか勉強してなくて分からなかった…。
なるほど、そういえばノリはまだミャンマー語の疑問詞は勉強していなかったね。それなら今日は一緒に一つずつ見ていこうか!
ミャンマー語の代表的な疑問詞は?
ミャンマー語にも色々な疑問詞がありますが、今回は、英語などでもよく言われる5W1H(Who(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように))についてみていきましょう!
まず、「いつ」という疑問詞ですが、ミャンマー語では、過去の時に対する問いかけなのか、未来の時に対する問いかけなのかで使うミャンマー語が異なってきます!また、「誰」という疑問詞なのですが、ミャンマー文字としては「ベードゥ」とか「ベドゥー」です。日本語の分かるミャンマー人の知り合いも「ベ」を使うと言っていました。ただ、参考書によっては「バードゥ」、「バドゥー」と読まれたりすることがあります。参考書によって記載が異なっていたりするので、参考書を確認してみてください。
また、上記の単語を見てもらうと何か法則が見えてくると思います。そうです、上記のミャンマー語の疑問詞の先頭は[ba](バー)の音が使われています。ミャンマー語
のような字母に「あいうえお」に相当する子音となる文字を組み合わせて作られるので、発音が「バー」であったり、「ベー」などが使われています。
ミャンマー文字については以下のページで扱っているのでぜひ確認してみてください。
疑問詞を作る際のルールを覚えよう!
「バーピィッロォー(なぜ)」のように、それ自体で使える表現もありますが、実際に疑問詞を活用する際には「これは何?」といったように、文章を作る必要があると思います。そこでここでは、ミャンマー語による疑問詞を使った疑問文の作り方についても紹介したいと思います!
まず一つ目のルールですが、疑問詞の語順について話していきたいと思います。英語だと疑問詞は文頭につけるのがルールだったりしますが、ミャンマー語の場合は、日本語と順序が同じになります!例えば、「何を食べますか?」は「➀何→➁食べますか?」という順序にミャンマー語もなります。さらに、「これは何ですか?」は「➀これ→➁何→➂ですか?」という順序になります。
二つ目のルールとして、疑問詞を用いた文章の終わりに「レー」をつけます。ちなみに、Yes/No疑問文の時には、「レー」ではなく「ラー」を文章の終わりにつけるので、少しややこしいですが違いがあります。
実際に疑問詞を使った例文をいくつか見てみよう!
それでは次に、疑問詞を使った例文をいくつか紹介していきたいと思います。
5W1H全ての疑問詞は使っていないので申し訳ないですが、色々と参考書などを見て、他の疑問詞がどのように使われているかチェックしてみてください!
最後に
いかがでしたでしょうか?今回は代表的な疑問詞のみでしたが、別のページでより多くの疑問詞なども紹介できればと思います!
ミャンマー語で場面別呼び掛けの表現を覚えてみよう!
こんにちは、テイリ!今日もちょっと聞きたいことがあるんだけど…。
こんにちは、ノリ。いいよ。どんなこと?
ありがとう。実は、ミャンマー人に呼びかけをする時にはじめになんて言えばいいのか分からなくて、何て言うのか知りたいんだけど…。例えば日本語だったら「すみません」みたいに呼びかけるような感じの言葉!
なるほど、日本語でも色々あると思うけど、ミャンマー語にも色々な表現があるから今回は始めに呼びかける表現を覚えてみよう!
一般的に「すみません」ってミャンマー語で何と言う?
日本語では「すみません」という言葉は謝罪の意味であったり、Excuse meのような呼び掛けの「すみません」があると思います。ミャンマー語では別々の言葉なので今回はExcuse meの意味を持つ「すみません」を紹介します!
まず、Excuese meは一般的にミャンマー語で(ダゼイラウ)と言います。Excuse meの使い方と同じように考えてもらって大丈夫ですが、例えばレストランなどで店員さんに助けてもらいたい時などに「ダゼイラウ」と使うことができます(但し、ミャンマーでは店員さんを呼ぶ時は後述するように、人称代名詞を使って呼ぶのが多いので、一般的と書くと語弊があるかもしれませんが)。
ひとまず、日本人が考える「すみません」(Excuse me)は、「ダゼイラウ」と言います。また、(ダゼイラウ)の本来の意味は「少し、ちょっと」という意味なので、「ダゼイラウ」の後ろに動詞と、「~してください」の意味をもつ(バー)をつけて「ちょっと~して下さい」という表現を作ることもできます!
レストランなどで店員さんを呼びたいときは?
前の章で、「すみません(Excuse me)」のミャンマー語について紹介しましたが、一方でレストランなどでは日本語的な「すみません(Excuse me)」は使わないと話もしました。では、何を使うのか?通常、ミャンマーでは人称代名詞を使って店員さんを呼びます!
以前、他のページでミャンマー語の人称代名詞について紹介しました。その中でも、「ニレイ」や「アコ」など以下のように、店員さんによって使い分けたりします。
例えば、自分(男)が30歳だとしたとき、店員さんが自分より年下の男性のようであれば、「ニレイ」と呼びかけると、こちらに来てくれます。また、店員さんが年上の女性のようであれば、「アマ」を使います。このようにミャンマーでは人称代名詞が「すみません」代わりになっています。
入室時の「失礼します」は何という?
今回は最後に、例えば先生の家など部屋に入る際の呼び掛けについて紹介したいと思います。入室する際には日本語では一般的に「失礼します」という言葉を使うと思います。英語だとExcuse meで済ませてしまうことがありますが、日本語と同様にミャンマー語も他の言葉を使います。それが(ウィン クインピューバー)という表現になります。
「ウィン クインピューバー」は直訳すると、「入らせてください」という意味になります。前半の「ウィン」(「ウィンデー」が現在形・過去形)が「入る」という意味の動詞で、後半の「クインピューバー」が「~させてください」というニュアンスになります。
ここからは少し発展ですが、「クインピューバー」を使って様々な表現を作ることができます。例えば、「サーデー」という「食べる」という動詞を使って、「食べさせてください(サー クインピューバー)=いただきます」と言ったりすることもできます。色々と使えるので覚えた単語を使って、「クインピューバー」と組み合わせてみてください!
最後に
いかがでしたでしょうか?英語などポピュラーな言語と異なり、現地で実際に使われている表現を知るのは中々大変だと思います(しかもミャンマー文字も難しく検索もかけにくいと思うので)。これからも色々な表現を紹介していければと思います!
ミャンマー語で「好き・嫌い」を表現してみよう!
こんにちは、テイリ!ちょっと今日もミャンマー語について聞きたいことがあるんだけど…。
こんにちは、ノリ!大丈夫だよ。どうしたの?
ありがとう。実は、今度ミャンマー人の友達とご飯食べに行くことになって、食べ物の好き嫌いをミャンマー語で伝えられたらなと思うので、教えてほしい!
なるほど、いいよ!そうしたら今日は「好き嫌い」に関するミャンマー語の表現を勉強していこう!
ミャンマー語で「好きです/嫌いです」は何という?
まず、ミャンマー語の「好きです/嫌いです」という動詞についてみていきましょう!ミャンマー語で「好きです」を表すと、「チャイテー」となります。また、「嫌いです」は「好きです」を否定文にするだけなので、「マチャイブー」となります。
ミャンマー語の動詞・形容詞(ミャンマー語では状態動詞と言う)は語尾に「~デー/テー」がつくので、「好きです」も「チャイテー」と「テー」がついています。また、ミャンマー語で否定をする際には、動詞の「~デー/テー」をとって、残った部分(チャイテーの場合は、チャイ)を「マ~ブー」で挟むだけです。
そのため、「好きじゃないです」という「好き」の反対は、「マチャイブー」となります。ミャンマー語の動詞や否定文については以下のページでも紹介されているので、チェックしてみてください!
「私は~が好きです/好きじゃないです」と表現するには?
それでは実際に「好きです」を使って相手に「○○が好きです/好きじゃないです」という表現を言えるようにしましょう!まず、ミャンマー語で「私」は「チャノー」又は「チャマ」です。「チャノー」は話し手が男性の時、「チャマ」は話し手が女性の時に使います。例えば、僕の場合は男なので、「チャノー」を使います。ミャンマー語の人称代名詞については以下で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてみてください!
次に、ミャンマー語の語順についてですが、ミャンマー語の語順は日本語の語順と同じで「私は、~が、好きです」という順番になります。そのため、先ほど話した「チャイテー(好きです)」「マチャイブー(好きじゃないです)」を使って文章を作ると、以下のようになります。
「~」の部分には、自分の好きな、あるいは嫌いな食べ物を入れてください。また、料理名が分からない場合には、指示代名詞の「これ」や「それ」を使って文章を作ることも可能です。「これ」や「あれ」などの表現は以下のページに音声付きで詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください!
「好きな~は…です」と表現するには?
「私は~が好きです/好きじゃないです」だけで好き嫌いの表現は完璧ですが、せっかくなので「好きな~は…です」という表現についても発展で紹介したいと思います!以下に「好きな~は…です」というミャンマー語を作ってみました!
一つひとつ見ていきましょう!まずミャンマー語の語順は日本語と同じなので、「好きな~」から始めます。「好きな~」は「チャイテー」となります。発音的には先ほどの動詞の「チャイテー」と似ていますが、ミャンマー語には、声調があるため、読み方は同じでも少しだけ発音が異なります。
恐らく、ちょっと発音が間違っていても文章で話せばミャンマー人も理解してくれるとは思いますが、「好きな~」の方の「テー」の声調は短く切るような下降調と呼ばれる音で、「好きです」の声調は低平調と言って低い音になります。以下、声調について紹介しているので参照してみてください。
次に、例文では「食べ物」という単語を使っていますが、「食べ物」はミャンマー語で「アサーアサー」となり、「マー」は日本語の助詞の「~は」に相当します。
最後に、「ピッバーデー」は「~です」にあたるミャンマー語で、「ピッバーデー」を「バー」に入れ替えても意味は同じなので、「チャイテッ アサーアサー マー ~ バー」でもオッケーです。
最後に
いかがでしたでしょうか?ミャンマー語は市販の参考書が充実していないので、中々日常生活で使える表現を覚えるのは難しいと思いますが、ぜひ今回の表現を使ってみてください!
ミャンマー語で「ちょっと待って下さい」は何という?
こんにちは、テイリ!この間、レストランに入ってメニューを見ながら何食べようか考えていたんだけど、その間ずっと店員さんがそばにいて、なんかせかされているような気がした…。
こんにちは、ノリ。ミャンマーではそういうレストランも多いから、せかしているわけではないから、ゆっくり決めて大丈夫だよ。
そうなんだとは思うんだけど…。その時、ミャンマー語で「ちょっと待って下さい」って言いたかったんだけど、言い方が分からなくて。
なるほど。そうしたら今日は、ミャンマー語で「ちょっと待って下さい」という表現を見ていこうか。
ミャンマー語で「待つ」は何という?
まず、ミャンマー語で「待つ」という単語を見ていきましょう。ミャンマー語の動詞と形容詞(ミャンマー語では状態動詞として動詞の一部になる)の現在形・過去形の語尾は「~デー/テー」となります。「待つ」も動詞なので、「デー」で終わります。動詞の未来形などの作り方も他のページで紹介しているので、詳しくは下記を見てみてください。
では、「待つ」という動詞についてみていきましょう。「待つ」という動詞はミャンマー語で、「サウンッデー」といいます。
「待ちます」と未来形で言いたい時には、「サウンッメー」と「デー」の部分が変わるだけで、現在形・過去形は「サウンッデー」をそのまま使えば大丈夫です。
ミャンマー語で「ちょっと待って下さい」は?
それでは本題に入りましょう。ミャンマー語で「ちょっと待って下さい」は、以下のように「カナ サウンッ バー」といいます。
まず、(カナ)はミャンマー語の「ちょっと」と言う意味になります。なので、覚える部分極力少なくしたいという方は、「カナ(ちょっと)」の部分を省いて、「サウンッ バー」だけで「待って下さい」と表現することも可能です。
次に、最後の「バー」の部分ですが、これは「~して下さい」という意味になります。先ほど、「待つ」という動詞は「サウンッデー」となるということを話しましたが、現在形・過去形を表す「デー」の部分を「バー」に変えて、「~して下さい」という表現にしているだけです。
ちなみに、ミャンマー人は食べるのが好きですが、ミャンマー人が食べているものを結構僕たち日本人にシェアしてくれます。その際、「食べる」という動詞「サーデー」と「バー」を使って、「サーバー(食べてください)」を言ってくれることがあります。その際は、「チェーズーティンバーデー(ありがとうございます)」と言って、頂くとミャンマー人も喜ぶと思います。「ありがとうございます」など簡単な表現は以下のページで音声付きで紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
最後に
いかがでしたでしょうか?ミャンマーに行ったらレストランに入って、店員さんとコミュニケーションをとることが必要になってくると思います!とても使える表現なので、積極的に使ってみてください!
ミャンマー語で可愛い・きれい・カッコイイは何という?
こんにちは、テイリ!ちょっとミャンマー語で聞きたいことがあるんだけど…。
こんにちは!ノリ。いいよ~。
ありがとう。ミャンマー語で「可愛い」とか「美しい」ってなんて言うの?
誰に使うの…(笑)。まぁ教えてあげるけど。
それは秘密です(笑)。
まぁいいや、今回は、他にも「ハンサム」とか「カッコイイ」とかの相手の外見を褒める表現を教えてあげる!
ミャンマー語の形容詞の法則は?
ミャンマー語では、形容詞という括りはありません。その代わり、「状態動詞」という括りで通常の「動詞」と同様に扱われます。そして動詞は現在形と過去形の時に、「~デー」がつきます(詳しくは以下をページにあります)。
形容詞もミャンマー語では動詞なので、「~デー」という文字がつきます。そのため、これから勉強していく「可愛い」や「美しい」なども全て「~デー」という形になります。
ミャンマー語で「可愛い」「美しい」は何という?
はじめに、主に女性に対して使える容姿をほめる表現2つについてみていきましょう!
ミャンマー語で「可愛い」は「チッセーヤーカウンデー」と言います。ちょっと長いですね。ただ、何度も使っていれば慣れてきます(笑)!ちなみに、「チッセーヤーカウンデー」の「カウンデー」はそれ一語でもミャンマー語の単語となります。「カウンデー」の意味は、「良い」という意味があり、「可愛い」以外にも、「サーロウカウンデー」で「美味しい」と言うことができるなど、様々な表現で使うことができるので、頭に入れておくといいと思います!
また、「美しい」は「ラーデー」になります。こちらは短いので使いやすいかも。ただ、短いと他の単語と聞き間違えられることがあるので、「チッセーヤーカウンデー」の方が、個人的には使いやすいと思います。
両方とも、前述したように、形容詞(ミャンマー語では状態動詞)なので「~デー」で終わっています。
ミャンマー語で「ハンサム」「カッコイイ」は何という?
次に、主に男性に対して使える容姿をほめる表現を見ていきましょう。
まず、「ハンサム」という言葉は「カンデー」といいます。また、男性に対して「カッコイイ」という時には、「チーカウンデー」という言葉が使えます。両方とも形容詞なので「~デ-」で終わっていますね。
ちなみに、「カッコイイ」を表す「チーカウンデー」は、男女問わず着ている服が似合っている際にも使うことが可能です。これも、ミャンマー語で「良い」を表す「カウンデー」が後ろについていますね。
最後に
相手をほめる表現は、ミャンマー人と仲良くなる上で重要な単語になると思います。八方美人的にほめるのはよくないとは思いますが、ミャンマー人も結構シャイなので、会話の糸口などにしてもらえるといいと思います!