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ミャンマー語で場面別呼び掛けの表現を覚えてみよう!

こんにちは、テイリ!今日もちょっと聞きたいことがあるんだけど…。

こんにちは、ノリ。いいよ。どんなこと?

ありがとう。実は、ミャンマー人に呼びかけをする時にはじめになんて言えばいいのか分からなくて、何て言うのか知りたいんだけど…。例えば日本語だったら「すみません」みたいに呼びかけるような感じの言葉!

なるほど、日本語でも色々あると思うけど、ミャンマー語にも色々な表現があるから今回は始めに呼びかける表現を覚えてみよう!

 

一般的に「すみません」ってミャンマー語で何と言う?

日本語では「すみません」という言葉は謝罪の意味であったり、Excuse meのような呼び掛けの「すみません」があると思います。ミャンマー語では別々の言葉なので今回はExcuse meの意味を持つ「すみません」を紹介します!

 

まず、Excuese meは一般的にミャンマー語f:id:bestkateikyoushi:20190510203622p:plain(ダゼイラウ)と言います。Excuse meの使い方と同じように考えてもらって大丈夫ですが、例えばレストランなどで店員さんに助けてもらいたい時などに「ダゼイラウ」と使うことができます(但し、ミャンマーでは店員さんを呼ぶ時は後述するように、人称代名詞を使って呼ぶのが多いので、一般的と書くと語弊があるかもしれませんが)。

 

ひとまず、日本人が考える「すみません」(Excuse me)は、「ダゼイラウ」と言います。また、f:id:bestkateikyoushi:20190510203622p:plain(ダゼイラウ)の本来の意味は「少し、ちょっと」という意味なので、「ダゼイラウ」の後ろに動詞と、「~してください」の意味をもつf:id:bestkateikyoushi:20190510203749p:plain(バー)をつけて「ちょっと~して下さい」という表現を作ることもできます!

 

 

レストランなどで店員さんを呼びたいときは?

前の章で、「すみません(Excuse me)」のミャンマー語について紹介しましたが、一方でレストランなどでは日本語的な「すみません(Excuse me)」は使わないと話もしました。では、何を使うのか?通常、ミャンマーでは人称代名詞を使って店員さんを呼びます

 

 

以前、他のページでミャンマー語の人称代名詞について紹介しました。その中でも、「ニレイ」や「アコ」など以下のように、店員さんによって使い分けたりします。

f:id:bestkateikyoushi:20190418002434p:plain

人称代名詞

myanjapan.hateblo.jp

例えば、自分(男)が30歳だとしたとき、店員さんが自分より年下の男性のようであれば、「ニレイ」と呼びかけると、こちらに来てくれます。また、店員さんが年上の女性のようであれば、「アマ」を使います。このようにミャンマーでは人称代名詞が「すみません」代わりになっています。

 

 

入室時の「失礼します」は何という?

今回は最後に、例えば先生の家など部屋に入る際の呼び掛けについて紹介したいと思います。入室する際には日本語では一般的に「失礼します」という言葉を使うと思います。英語だとExcuse meで済ませてしまうことがありますが、日本語と同様にミャンマー語も他の言葉を使います。それがf:id:bestkateikyoushi:20190510203527p:plain(ウィン クインピューバー)という表現になります。

「ウィン クインピューバー」は直訳すると、「入らせてください」という意味になります。前半のf:id:bestkateikyoushi:20190510203550p:plain「ウィン」(「ウィンデー」が現在形・過去形)が「入る」という意味の動詞で、後半の「クインピューバー」が「~させてください」というニュアンスになります。

 

ここからは少し発展ですが、「クインピューバー」を使って様々な表現を作ることができます。例えば、「サーデー」という「食べる」という動詞を使って、「食べさせてください(サー クインピューバー)=いただきます」と言ったりすることもできます。色々と使えるので覚えた単語を使って、「クインピューバー」と組み合わせてみてください!

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?英語などポピュラーな言語と異なり、現地で実際に使われている表現を知るのは中々大変だと思います(しかもミャンマー文字も難しく検索もかけにくいと思うので)。これからも色々な表現を紹介していければと思います!

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