ミャンマー語の時制は日本語とどう違う?ミャンマー語の時制を理解しよう!-第5回初級ミャンマー語
こんにちは。テイリ!あれ、勉強してたの?
こんにちは。ノリ。そうだよ~。今日本語の勉強をしていたよ。
そうなんだ!今つまずいている部分とかある?
うーん、語尾につく時制が少し難しいかな。日本語は現在形と未来形の語尾は同じでミャンマー語と異なるから少し難しい・・。
言われてみれば確かに日本語は現在形も未来形も語尾は同じだね。
ミャンマー語はどうなっているの?うん。日本語と少し異なるかな!一緒に見てみよう!
ミャンマー語は過去形と現在形の語尾は同じ??
日本語は現在形と未来形が同じ語尾「~します」という形になり、過去形のみ「~しました」という形になりますが、ミャンマー語は逆に、過去形と現在形が同じ形になり、未来形のみ異なる形となります。
上記のように、現在形と過去形には、「デー/テー」がつき、未来形には「メー」がつきます。よく単語リストやテキストなどには基本形である「デー/テー」で動詞が紹介されているので、それらの動詞が現在形と過去形を表す!と覚えておけば大丈夫です!
上記の動詞を使って未来形を表すとすると、「行きます」は「トゥワーメー」となり、「話す」は「ピョーメー」となります。形容詞も同じように語尾に「デー/テー」がつき、ミャンマー語では「状態動詞」として扱われるのですが、今回はひとまず時制についてなので、「デー/テー」と「メー」の使い分けだけ覚えてしまいましょう!
じゃあどうやって現在形・過去形を見分ればいいの?と思うかもしれませんが、基本的に、「昨日」「去年」「明日」などといった時を表す言葉と一緒に使われることで現在形・過去形を分けます。まぁ、会話の中ならそれまでの話のニュアンスなどで分かると思うので、時を表す言葉を入れないということもありますが、日本語と同じだと思います。
否定文の場合は、現在形、過去形、未来形関係なくなる!?
否定文の場合には、動詞を「マ~ブー」で囲います。その時に、現在形と過去形「デー/テー」や未来形「メー」は、消した状態で「マ~ブー」を使います!!
例えば、「行く」という動詞の現在形・過去形は「トヮーデー」ですが、「デー」の部分がなくなるので、「マトヮーブー」となります。いやー、分かりやすい(笑)。
動詞文の疑問形には、語尾に「ラー」をつけるだけ!
最後に、動詞文をYes/Noクエスチョンの疑問文にするときに、どうなるかを見ていきましょう。まず、Yes/Noクエスチョンの疑問文にするときには、語尾に「ラー」を付けます。この時、現在形・過去形のときに用いた「デー/テー」は「ダ」になり、未来形のときに用いた「メー」は「マ」に代わり、その後ろに「ラー」がつきます。
上記の例はYes/Noクエスチョンの疑問文ですが、ここでは深く話しませんが、5W1H型の質問のときには、文末に「ラー」ではなく「レー」を付けます。
最後に
語尾の変化を覚えたりするのは、はじめは難しいと思います。ただ、法則はあるので、慣れていくと難しく感じなくなると思います。