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ヤンゴンでの移動を安く済ますには?バスアプリを使って実際に乗ってみた。

こんにちは。ミャンマーに住み始めてまだ日が浅いトモノリです。ミャンマーで個人で観光をする際に大変なのは、移動だと思います…。ミャンマー第一の都市のヤンゴンでさえも、電車はありますが、日本やほかの発達した国のように交通網は発達していないので、空港からダウンタウンや、ホテルから観光地に行くにも一苦労です。

 

一番楽なのは、タクシーを使って移動することではあると思います。実際、運転手に吹っかけられたりしなければ、空港からダウンタウンまで10000チャット(700、800円ほど)なので、タクシーも十分に安いです。

 

それでも、僕みたいに、もっと安く済ませたい!という方もいると思います。実際、お祭りのシーズンなどは少し値段が高くなったりしますが、1回の乗車で200チャット(10、20円ほど)で乗ることができます。ただ、バス網はかなり発達しており、たくさんのバスがあるため使うのが難しいという点と、バスの番号(何番バス)すらもミャンマー数字のため、ミャンマー語が分からない人にとってはとても難しいと思います。

 

そこで、今回はAndroidiphoneにそれぞれ対応したバスアプリを使ってどのようにバスに乗るのかそれぞれ紹介したいと思います!

 

AndroidGoogle storeでダウンロードできるバスアプリは?

まず、Goodgle storeでダウンロードできるアプリとしては、『Yangon City Bus(YBS)』という以下の写真を見て、一番左の写真のアプリになります。アプリを開くと中央写真のような画面になるので、初めの画面の右上の地球のマーク部分より言語を英語に変更することが可能です(日本語は残念ながらありません泣)。

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Google store内YBS検索画面(左)と、アプリ起動画面(中央)、言語設定画面(右)

 

 

次に実際にどのように使うかですが、英語でバス停の名前を入れて検索することも可能ですが、難しいと思うので、今回は地図上から検索する方法をお伝えします!

 

まず、出発地点から設定します。下記の一番左の画面を見てもらうと分かるように、『Search Start Bus Stop』の右側の地図のマークを初めにタッチします。すると、中央写真のようにヤンゴンの地図が出てくるので、出発地点の場所をスクロールして近づけてください(中央写真)。すると、右の写真のようにバス停が何個も出てくるので、出発地点となるバス停をクリックしてください。

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出発地点の検索場所(左)と、地点検索時の画像(中央・右)

 

Search Start Bus Stop』の部分に該当のバス停の名前が表示されます(左写真)。次に『Search End Bus Stop』の右側の地図をクリックして同様に、到着地点に近いバス停を地図上から探してみてください。すると、『Search End Bus Stop』にも該当のバス停の名前が出てきます。

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出発地点のバス停名が表示され(左)、到着地点も同様に検索すると到着地点のバス停名も表示されます。

 

『Search Route』を押すと、『Search Result』(検索結果)が出てきます(左写真)。今回は検索結果は1つのみだったので、表示された結果を押すと、右写真のようにルートが表示されます。

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検索結果とルート

この時、ルートの方はアラビア数字が書いてあるので問題ないのですが、実際のバスには検索結果に書いてあるようなミャンマー数字が書いてあります。市内を走るバスにはアラビア数字も書いてありますが、アラビア数字が書いていないものもあったかも…(記憶が曖昧なのですいません)。気を付けていても実際にバスが来た時に見過ごしてしまうということは多々あるので、検索結果も事前にスクショするなどした方がいいです。

※少し事前にミャンマー数字を理解したいという方は以下のページを参照してください!

myanjapan.hateblo.jp

 

iPhone用にApple storeでダウンロードできるバスアプリは?

Google Storeでダウンロードできる『Yangon City Bus(YBS)』が比較的便利ではあるのですが、Apple storeでは今のところないようです。そこで、ミャンマー語のみ対応でかつ少し古いバージョンではあるのですが、Apple Storeでダウンロードできるバスアプリがあるので、そちらもご紹介します(実際、僕もiPhoneなのでこっちを使っています)。

 

そのアプリが『39 Bite Pu』というアプリです。『Yangon bus』と検索すれば、一番上に検索されます。これをダウンロードして、アプリを開くと右写真のような画面が出てきます。

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Apple Storeでの『39 Bite Bus』検索画面と、アプリを開いた最初の画面です(写真右)

 

アプリ内は全てミャンマー語なので、ミャンマー語が分からない方にとっては正直言うと使いづらいと思います…。ただ、今のところこれしかなさそうなので、使い方さえ分かっていれば難しくないので、使い方をお伝えします!

 

まず、最初の画面の中央部の地図マークをクリックします。すると、真ん中の写真のようにヤンゴン市内の地図が出てきます。

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地図のマークをタッチして出発地点を検索(左写真)して、地図上から出発地点を探す(右写真)。

 

次に、地図をスクロール・拡大して、出発地点のバス停を押します。この時、実際にそのバス停が目的地に到着するバスのバス停か分かりませんが、違っている場合、どこどこのバス停に徒歩で移動してと検索結果に表示されるので大体で大丈夫です!)。

 

すると、右写真のように画面下部分に選択画面が出てくるので、出発地点を選択する際は、左側をクリックしてください。

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出発地点設定画面

 

次に、目的地を設定します。目的地は左の写真のように、下の地図マークをタッチして、目的地付近のバス停を同様に地図上から探してください。

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目的地の検索方法

 

すると、検索結果が 出てくるので、この付近のバス停に向かって乗るという感じです。

このアプリは古いタイプなので、ミャンマー数字しか出てきません。バスに表記されているバス番号も今のところ左写真の青い四角の文字のように、ミャンマー数字なので、バスに乗る際は、このページをスクショしてバスを見落とさないようにする必要があります(ちなみに、‌写真の青い四角の数字は37を表しています)。市内を走るバスにはアラビア数字も書いてありますが、アラビア数字が書いていないものもあったかも…(記憶が曖昧なのですいません)。

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検索結果とルート

※但し、『39 Bite Pu』は古いアプリなので、路線も少し変わっている可能性があります…。僕も『39 Bite Pu』を使って調べてた路線バスが来なくて調べてみたら違う路線に代わっていました。ヤンゴンのバスの路線図自体はネットにあるので、そちらを見て確認してください。すみません,,,。

 

 

ちなみに、ミャンマー数字を事前に知っておきたいという方は、以下のページで紹介しているのでぜひ参考にしてください!

myanjapan.hateblo.jp

 

 

 

実際にバスを使う際の注意点は?

バスに乗るときは?

最後に、ヤンゴンでのバスの使い方について紹介したいと思います。まず、バス停なのですが、以下の写真のようにバス停だなというのが分かりやすいバス停もありますが、バス停の案内板がどこにあるか分からないような場所も時々あります。ただ、僕もそうだったのですが、バスアプリで指示されたバス停の場所あたりにいれば、バスが止まってくれるのでそれに乗ることができます(感覚的に5~10分おきくらいにきます)。但し、ゆっくりと待ってはくれないので、バスが来たら前のドアから入ります。

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ダウンタウンのバス停の様子

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バスの様子

 

支払いをするときは?

また、ヤンゴンのバスは前払い制で、ティンジャンのお祭りなど特別な期間を除いて1回200チャット(10~20円ほど)になります。お祭り期間などは運転手のほかに介助者が別にいるので、お釣りがあっても問題ないのですが、通常時は運転手の横に箱がおいてあり、そこに200チャットを入れる仕組みになっています。

 

この時、今のところ機械化されていないので、200チャット以上入れるとお釣りは返ってきません。そのため、事前に200チャット分を用意しておいてください。

 

200チャットちょうどがない場合、ミャンマー人は次の他の次の停留所のバス停から乗ってくる他の乗客から200チャット分をもらって全員分代わりに箱に入れる代わりに、お釣り分をもらうということをしています(例えば、1000チャット紙幣しかない場合、4人の乗客から200チャットをそれぞれもらい、1000チャット紙幣を箱に入れる)。

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お釣り分を次のバス停の乗客からもらおうとしている乗客の様子

 

ただ、最初からこれをやるのはハードルが高いので、はじめは200チャット分事前に用意するのをお勧めします!

 

バスを降りるときは?

降りるときは、後ろのドアから降ります。また、後ろのドア付近のブザーがあるので、それを押すことによって運転手に降りる意思を伝えることができます。バスの中にブザーがあるので、それを押します。椅子の近くにもブザーがあるので、それを押して知らせることもできますが、僕が乗ったバスはブザーが上手くならなかったりしたので、もしかしたら後ろのドアのブザーだけ作動しているのかな?椅子付近でも普通になることもあったような気がするので、椅子付近のブザーで試してみて、だめなら焦らず後ろのドアのブザーを使ってください(ドアのすぐ隣にあります)。

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後ろのドアのブザー

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?日本人感覚から言うと、アプリも少し使いにくかったり、バスも日本みたいにもっとよくなってほしいという感覚もあるかもしれませんが、これも海外の楽しみの一つだと思います!

 

ぜひタクシー移動だけではなく、現地の移動のスタイルを楽しんで見てください!

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