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ミャンマー在住者がオススメ!ヤンゴンに来たらチャウタンにある水上寺院に行こう!

こんにちは、ミャンマー在住のノリです。ミャンマー在住の人間にとって知り合いが来た際に頭を悩ませるのが「どこにアテンドするか?」という問題です。もちろん、ヤンゴンには数多くの歴史的なパゴダ(仏塔)があるなど観光地自体は多いですが、知り合いによっては「みんな似たようなパゴダだから、そんなにパゴダ見に行かなくてもいいよ」という人もいます。そのような時にオススメするのが、ヤンゴンの中心部から1時間半ほどのチャウタン郡区に位置する「イエレー・パゴダ」になります。今回はこの「イエレー・パゴダ」について紹介していきたいと思います!

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チャウタンにある水上寺院とは?

よくチャウタンとだけ紹介されていることもありますが、実際の名前は「イエレー・パゴダ(Yele Paya)」で、正式名称は「チャイ モー ウン パゴダ(Kyaik Mhaw Won Paya)」となります。ヤンゴンのチャウタン郡区にあるため、「チャウタン」と言えば、このパゴダで通じることがほとんどです。このパゴダは『TRANSIT』という旅行雑誌の表紙にもなったことがあるなど、有名なパゴダです。

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イエレー・パゴダ(Yele Paya)

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イエレー・パゴダ(Yele Paya)

ミャンマーの歴史的に信憑性はあまりありませんが、伝承によると、紀元前3世紀ごろにパダ王朝の第7代目王であるゼヤサナ王により建てられたとされています。「チャイ モー ウン パゴダ(Kyaik Mhaw Won Paya)」の意味としては、「川の中腹にあるパゴダ」というそのままの意味を表しています。

 

また、他にも言い伝えはいくつかあり、一つはパゴダ内には仏陀の髪の毛の一部や遺物が安置されているという言い伝えです。他にも、10代目王であるトゥッタナガ王により3つの願い-1,この地に洪水が起こらないこと、2,この地が旅人や巡礼者にとって安息の地となること、3,この地を守護する人々に加護を与えること、をしているそうです。

 

 

チャウタンへの行き方は?

チャウタンへの行き方としてはタクシーかバスの2つの方法があります。タクシーの場合、往復で30,000チャット(=2,100円ほど)が相場になりますが、タクシードライバーによって異なります。僕が以前「スーレー→チャウタン→タニン→途中昼食→民族村→ホテル」までを頼んだ際には40,000チャット(2,800円)でやってくれました。一日お願いして30,000~40,000チャットなら安いと思いますが、もっと安くしたい!という方であれば路線バスを使う方法があります。

 

カンドージ湖付近からバスで行く場合

バスを使ってヤンゴン市内からチャウタンへ行く場合、いくつか方法があります。一つ目は、ホテルがカンドージ湖の東側に近かったり、カントージ湖からチャウタンに行く場合には、乗り換え不要の市バスがあります。

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バス番号は33で、ミャンマー語だと၃၃と表記されています。カンドージ湖の近くにある停留所としては、「Yuzana Plaza/ Lan Kyal」や「Thida」などがあるので、そちらから乗れば、終点のチャウタンまで乗り換えなしで行くことができます。また、33のバスを使えば途中で民族村やタニンにあるチャイ・コウ・パゴダの近くに降りることもできるので、使い勝手のよいバスになります。

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タニンにあるチャイ・コウ・パゴダ

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タニンにあるチャイ・コウ・パゴダ

 

スーレーパゴダ付近からバスで行く場合

次に、バスでダウンタウンから行く場合には、いくつか方法がありますが、乗り換えになってしまいます。例えば、スーレーパゴダからバスに乗っていきたいという場合には、スーレーパゴダの目の前の公園の前にバス停があるため、そこから4番(ミャンマー語で၄)のバスに乗って、途中のヤンアウン(Yan Aung) というバス停で33番のバスに乗り換えることでもチャウタンに向かうことができます。ヤンアウンのバス停は、pazundaung creekという小川を越えたドボウン郡区にあります。

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ボータタウンパゴダからバスで行く場合

また、スーレーパゴダでなく、ダウンタウンの別の場所から行くことも可能です。例えば、川沿いにボータタウンパゴダ(Botataung Paya)という有名なパゴダがありますが、ボータタウンパゴダから31番のバスでタニンに行くことも可能です。ちなみに、「地球の歩き方」にはタニンからチャウタンまで31番のバスで行けると書いてありますが、ヤンゴン在住のミャンマー人曰く、「31番のバスは途中で33番のバスに乗り換えればチャウタンに行ける」とのことだったので、僕は31番に乗ったことがないので分かりませんが、チャウタンまで行く際は33番を使うのが確実と考えておいてください!

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入場料はいくら?

「イエレー・パゴダ(Yele Paya)」に入るにはまず、ボートに乗って川を渡る必要があります。外国人はミャンマー人の乗る屋根なしのボートではなく、屋根付きのボートにのさせられることになります。他のブログやサイトによると川を渡るとき1人5,000チャットを支払う必要があるとのことでしたが、話を聞くと1つの船を使うのに5,000チャットということで、最大15人乗っても1人で乗っても5,000チャットと言われました(おそらく、ミャンマー人の知り合いと一緒に乗ったので、ミャンマー人が外国人専用の船に乗るときは最大15人で5,000チャットなのかな?)。ただ、ミャンマー人も適当なので、日によって違うことがあるので注意が必要です。

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イエレー・パゴダを結ぶボート

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外国人用のボート

また、パゴダについて入口をくぐると左手に外国人が入場料を支払う場所があります。1人2ドル又は3,000チャットが入場料になるので、準備が必要です。ただ、支払わなくてもスルーできてしまうような感じではありますが、、、。あと、注意が必要なのは寺院内のトイレでは裸足にならなければいけないという点です。土足厳禁といっても綺麗というわけではないので、事前にトイレは済ましておくのがベターです(ちなみにトイレはお金の支払い(100チャット)が必要になります)。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?タニンのチャイ・コウ・パゴダは正直言うと他のパゴダと同じようなパゴダなのでそこまでオススメはしませんが、チャウタンのイエレー・パゴダは、他のパゴダとひと味違って訪れる価値があると思います。ヤンゴンに立ち寄った際にはぜひチャウタンに来ることをお勧めします!

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