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ミャンマー人はTokyoを「トーキョー」と発音できない?

こんにちは、ミャンマー在住のノリです。11月のミャンマーは、日中の最高気温は30度ですが、湿度も高くなく比較的過ごしやすい時期になっています。僕の勤めている会社は東京にも事務所がある関係で、ミャンマー人スタッフと英語でやり取りをする際、『Tokyo office』という言葉がよく出てきます。その際、「Tokyo」のミャンマー人の発音について興味深いなと思うことがあったので、紹介していきたいと思います!

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ミャンマー人はTokyoを『トーキョー』と読めない!?

日本語を話せるミャンマー人は問題ないのですが、多くのミャンマー人はTokyoという英語のスペルを見ると、『トーキョー』とは発音できません。その代わりにミャンマー人は『トーヂョー』と発音します。僕もミャンマーで働き始めた当初、ミャンマー人が『トーヂョー、トーヂョー』と言っていて、何を言っているのかさっぱりわからず、文脈から「『東京』のことか」と分かることがよくありました。

 

なぜミャンマー人は『トーヂョー』となってしまう?

日本人的にはkyoのスペルは「キョ」で常識になっていますが、そもそも「キャキュキョ(kya、kyu。Kyo)」が英語のスペル・発音としては珍しいため、外国人が「トーキョー」といきなり読むのは難しいようです。

 

さらに、ミャンマー語の場合、ミャンマー語の発音をアルファベット表記にするとき、「kya、kyu。Kyo」は「チャ(ヂャ)、チュ(ヂュ)、チュ(ヂョ)」と発音します。例えば、「学校」はミャンマー語で、「チャウン」ですが、英語のアルファベットにすると、「kyaun」になります。そのため、ミャンマー人はtokyoというスペルを見ると、ミャンマー語のアルファベット表記のルールに則って『トーヂョー』と発音してしまいます。ちなみに、Kyoto(京都)も同様に『ヂョートー』と発音します。

 

最後に

そもそも、英語の発音としてTokioが「トーキョー」の発音として近いというだそうです。僕は言語学に明るくないからかもしれませんが、日本では「tokyo」の発音が「トーキョー」だと当たりまえと感じていたことが海外では違うんだなぁと改めて実感しました。

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